毎日の離乳食づくり、大変ですよね。スーパーや薬局、子供用品のお店に行くとベビーフードがいっぱい売られていてその種類もたくさんあります。
ベビーフードに頼りつつも、どこか抵抗を感じてはいませんか?
何だか後ろめたいっていうのかな……
私自身、市販のベビーフードに頼ると
- 手を抜いてるような気持ちになる
- 味付けが濃くて家で作った離乳食を食べなくなりそう
- 添加物が心配……
と、どこかマイナスに感じていました。
そこでベビーフードについて色々調べてみたところ、結論としてはベビーフードは「うまく使えばとても便利なもの!」と感じ、今は必要な時に使っています。
ベビーフードはメリット・デメリットを理解して、選び方や注意点を知っていればママの強い味方です。
同じ悩みを持っているママさんに向けて、今回はベビーフードの選び方や赤ちゃんにあげる時の注意点を解説していきます!
- ベビーフードを使っているけれど、どこか抵抗を感じている人
- ベビーフードの調味料や添加物が気になる人
- ベビーフードの選び方やあげる時の注意点を知りたい人
ベビーフードのメリットとデメリット
まずは、ベビーフードのメリットとデメリットを理解しましょう。
メリットとデメリットをきちんと理解することで、ベビーフードをより上手に利用することができます。
メリットその1:手間がかからない
ベビーフードのメリットは、何と言っても手間がかからないこと。
ベビーフードは状況に応じて使い分けができる様々なタイプがあります。
家でつくる離乳食にプラスできるフリーズドライタイプや粉末タイプ
野菜や魚をあと一品足したい、というときにフリーズドライタイプのものをつかったり、味付けの補助に粉末タイプの「だし」などを使うと家で作る離乳食の手間が省けて時短になります。
時間のないときにそのまま使えるレトルトパウチや瓶タイプ
手早く準備したいとき、ママが疲れて離乳食をつくる気力がない……そんなときに使えるのがレトルトパウチや瓶タイプのベビーフード。
開けてすぐに出せるので、家にいくつかストックしておくと便利です。
お出かけに便利なスプーン付きのランチセット
一食分がセットになっていて、スプーンがついた箱入りタイプのベビーフードは、外出時に便利。
スプーンつきで食べさせた後そのまま捨てられるので、衛生的で余計な荷物も減らせます。
メリットその2:いろいろな食材を食べさせられる
ベビーフードには普段家で使わない食材も入っているので、手軽にいろいろな食材をあげることができます。
特に家で下ごしらえするのが大変な鶏レバーや魚、根菜などの野菜はベビーフードに頼ると便利です。
メリットその3:ママに余裕ができて赤ちゃんとの時間がつくれる
離乳食の時間になって、準備しないといけないのに赤ちゃんが泣いている……。
そんな時は、ささっとベビーフードを準備すれば赤ちゃんを待たせることなく、ママの気持ちも余裕ができます。
また、ママが寝不足だったり、疲れていて離乳食をつくりたくない……そんなときはベビーフードに頼るのもひとつの方法です!
メリットその4:非常時の備えになる
瓶やレトルトのベビーフードは、長期保存できるものが多いです。
災害はいつ起こるかわからないもの。
もしもの時に離乳食とミルクしか口にできない赤ちゃんの食事に困ることのないよう、ベビーフードをいくつかストックしておくと非常時の備えとして役立ちます。
デメリットその1:値段が高い
家で離乳食をつくるのに比べると、ベビーフードは値段が高くなります。
無添加のものや、素材や作り方にこだわったものであればより割高になります。
デメリットその2:大きさ固さが合わない
離乳食の進み具合は赤ちゃんによって違います。
商品に明記されている月齢で選ぶと、入っている食材の大きさやかたさが合わないことがあります。
デメリットその3:塩分や食品添加物が使われている
ベビーフードで一番気になるのはおそらくこれですよね。
ベビーフードには、少なからず調味料や食品添加物が使われています。
日本ベビーフード協議会の「ベビーフード自主規格」によると、塩分の目安となるナトリム量を月齢によって規定していたり、食品添加物の使用は最小限として、使用できる添加物を限定するなどの規格を定めています。
赤ちゃんに合わせて考えられているといっても、完全に安心と言い切るのは危険です。
心配であれば、使われている食品添加物がどんなものなのか、一度自分自身で調べて知っておくことが大事です。
ベビーフードの選び方
では、実際にベビーフードを選ぶ際に気にするべき点をチェックしましょう!
対象月齢は参考程度に
ベビーフードには目安の月齢が表記されていますが、それはあくまでも参考にしましょう。
デメリットにも書きましたが、離乳食の進み具合は赤ちゃんによって様々。
咀嚼機能が追い付いていないのに食材の固さ、大きさがあってなかったりすると赤ちゃんが食べてくれなかったり、誤飲の心配もあります。
目安の月齢に追い付いていないことはあるあるです……
赤ちゃんの離乳食の進みがまだ追い付いていないかな……という心配があるときは、ひとつ前の月齢のものを試してみるといいです。
反対に、目安の月齢に達していないうちに月齢の大きい商品はあげないようにしましょう。
摂取する塩分量が多くなったり、食材の固さ、大きさがあわないことがあります。
栄養バランスをチェックする
ベビーフードの裏面には、1食あたりの栄養バランスが書かれています。
エネルギー量・炭水化物・たんぱく質・野菜などの1食の目安に対する栄養バランスが商品によっては足りていないものがあるので、その時は他に一品足したり、別の食事の際に足りない栄養素を補ったりして調整しましょう。
アレルギー表記をチェックする
ベビーフードには原材料に含まれるアレルギー情報がのっています。
お子さんにアレルギーの心配がある場合は必ずチェックしましょう。
気になるなら無添加のものを選択
ベビーフードに使われている調味料や食品添加物がやっぱり気になる……という人には、無添加のものもあります。その場合も原材料をチェックして、納得のいくものを選びましょう。
ベビーフードをあげるときの注意点
あげる前に一口食べてみる
初めてあげるものは、赤ちゃんにあげる前に一口味見しましょう。
味付けが濃く感じないか、具材のかたさは大丈夫かなど、普段あげている離乳食と比べて問題ないか確認するといいです。
いつもあげている離乳食との違いをママがチェック!
開封後はすぐ食べきり、食べ残しは与えない
商品によっては1袋の量が多いこともありますが、レトルトパウチや瓶は開けた瞬間から劣化していきます。
一度開けたものはすぐ食べるか破棄しましょう。
また、赤ちゃんが残したものを時間をあけて再度あげることもしないでください。
ベビーフードをうまく活用して楽しい食事を!
ベビーフードは、必要な時に使うようにすれば忙しいママの味方です。
つくれるときは手作りの離乳食を、時間のないときや外出時はベビーフードを使うなど、うまく活用してください。
昨今の少子化に反して、ベビーフード市場は右肩上がりになっているというデータもあります。
これは1人あたりにかけるベビーフードのコストが上がっているということ。
共働き家庭が増えていたり、核家族化で近くに頼れる人がいないためママに負担がかかっていたり、理由は様々あると思います。
ベビーフードもより利用しやすくなってきてるよね
ベビーフードに頼ることに後ろめたさを感じず、うまく活用して離乳食を楽しい時間にしましょう!