パリオリンピックにソフトボールがない理由!ロサンゼルス五輪では復活が決定!

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2020年開催の東京オリンピックで熱戦を制し、日本が金メダルを獲得したソフトボール。

2024年のパリオリンピックにはソフトボールがなく、「なんで?」と思った方はいませんか?

まこまま

なぜソフトボールがないの?

本記事では、パリオリンピックにソフトボールがない理由について調べました。

さらに、パリオリンピックの次の開催地である2028年のロサンゼルスオリンピックではソフトボールの復活が決定しています。

ソフトボールがなくなったり復活したりする理由についてもまとめましたので、気になる方は読んでくださいね!

この記事でわかること
  • パリ五輪にソフトボールがない理由
  • ロサンゼルス五輪では復活する理由
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パリオリンピックにソフトボールがない理由

\気になるところから見れます/

理由1:競技への参加国が少ない

ソフトボールの五輪種目としての歴史は長くなく、1996年のアトランタ五輪で初めて種目として採用されました。

当時から競技のへの参加国は8か国と少なく、2020年に東京五輪で復活したときは6か国のみでした。

五輪でのソフトボール開催の歴史

1996年 アトランタ五輪 …… 8か国(正式種目として初開催)

2000年 シドニー五輪 …… 8か国

2004年 アテネ五輪 …… 8か国

2008年 北京五輪 …… 8か国

2012年 ロンドン五輪 …… 除外

2016年 リオデジャネイロ五輪 …… 除外

2020年 東京五輪 …… 6か国(追加種目

まこまま

そもそも参加国が少ない!

オリンピックに参加している国の数は1996年のアトランタ五輪で197、東京五輪では205と、200近い国と地域が参加しています。

その中で、ソフトボール競技に参加した国が8か国というのは少ないですよね。

そもそも五輪種目として採用されるには

女子の競技では「3大陸40カ国以上で行なわれている競技」であること

という基準が定められています。

最低限世界で普及しているスポーツでなければ五輪種目として採用されないということですね。

そういったこともあり、ソフトボール競技への参加国の少なさが、オリンピックの正式種目から除外された大きな理由と考えられます。

理由2:ヨーロッパでの普及が少ない

ソフトボールは日本やアメリカでは馴染みがありますが、ヨーロッパではマイナーなスポーツです。

まこまま

ヨーロッパはサッカー大国!

サッカーがすでに人気スポーツとして根付いているヨーロッパでは、ソフトボールは普及しにくいというのも理解できます。

普及していないということは競技場の整備もされていないため、五輪種目として採用された場合は競技場を新たに整備しなければなりません。

競技場建設には莫大な費用がかかるため、これも五輪種目から除外された大きな要因ではないでしょうか。

理由3:競技数の増加

オリンピックの競技数は回を重ねるごとに増加しており、東京五輪では33競技・339種目が開催されました。

東京五輪ではスケートボードスポーツクライミングサーフィンといった新しい競技が取り入れられ、パリ五輪ではブレイキン(ブレイクダンス)が新種目として採用されています。

こうした新しい競技を取り入れようという流れの中で、競技人口の少ないスポーツや知名度の少ないスポーツは除外されていく傾向にあるのも理由のひとつです。

理由4:東京五輪では「追加種目」として復活

2012年を最後に正式種目から除外されたソフトボール。

2020年の東京五輪では復活しましたが、「追加種目」としての復活でした。

追加種目」とは、その大会に限って正式競技と同じように実施され、メダルが授与される競技のこと。

まこまま

1大会限りの復活だった……!

なぜ東京五輪で「追加種目」として復活したのでしょうか?

実は2020年の東京五輪から、開催国に追加種目の提案をする権限が与えられるようになりました。

そこで日本の大会組織員会は

  • 日本ではソフトボールの人気が高いこと
  • テレビ中継の視聴率がとれること
  • ソフトボール普及のための関係者の熱心なPR活動

などを理由に、ソフトボールの追加種目としての採用をIOC(国際オリンピック委員会)に提案し、承認されたという経緯があったのです。

つまり、東京五輪では「追加種目」として復活したものの、次の五輪でソフトボールが競技として開催されるかどうかはその大会ごとに決定されるということ。

今後も、ソフトボールは開催地によって復活したり、除外されたりといった扱いになると思われます。

ロサンゼルスオリンピックでは復活が決定!

ソフトボールが追加競技として承認

2023年10月16日に国際オリンピック委員会(IOC)がインドのムンバイで総会を開き、2028年のロサンゼルス五輪の追加競技として、ソフトボールが承認されました!

国際オリンピック委員会(IOC)は16日、インドのムンバイで総会を開き、2028年ロサンゼルス五輪の追加競技として大会組織委員会から提案された野球・ソフトボール、フラッグフットボール、クリケット、ラクロス、スカッシュの5競技を一括承認した。

引用元:日本経済新聞
https://twitter.com/LA28/status/1713829690354635093?s=20
まこまま

嬉しいニュース!

ソフトボールが承認された理由は?

ロサンゼルス五輪でソフトボールが復活した理由

  • アメリカではソフトボールの人気が高い
  • 人気のあるスポーツのため会場などの環境が整っている

などが理由にあげられます。

アメリカは過去3回金メダルを獲得しているソフトボールの強豪国であり、国民人気も高いスポーツです。

開催国として、人気の高いソフトボールを追加競技として推したことがソフトボールが復活した理由といえますね!

まとめ:パリオリンピックにソフトボールがない理由

今回は、パリオリンピックにソフトボールがない理由についてまとめました。

日本は2008年の北京オリンピック、2020年の東京オリンピックで金メダルを獲得しています。

2024年のパリオリンピックでは残念ながらその雄姿は見られませんが、その次のロサンゼルスオリンピックで復活が決まったのは嬉しいニュースですよね。

過去の決勝で戦ったアメリカや、オーストラリア、中国などの強豪国との再対決がまた見られることを期待しています!

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