2~3歳のイヤイヤ期によくある「突然お風呂に入るのを嫌がるようになった」という悩み。
我が子もある日突然お風呂に入りたがらなくなり、あの手この手でお風呂に入れようと苦戦の毎日でした。
毎日イヤイヤで入りたがらず、ついイライラ……
そんな時に試して効果的だったのは、
お風呂で楽しめるアイテムで誘う方法。
氷・ペットボトル・バケツやお風呂で遊べるおもちゃ、バスボム・入浴剤などを使って「お風呂で楽しく遊べる」と思わせると、子どもも「お風呂に入る!」と言うようになりました。
そこで本記事では、実際に我が家で試して効果的だった対策を紹介します。
大事なのは、コストをかけないで楽しめる方法で実践すること!
イヤイヤ期のお風呂嫌いは、いつまで続くかわからない長期戦。
毎日あれこれ試すためにも、家にあるものやお金をできるだけかけない方法で実践するのがおすすめです。
- 子どもがお風呂を嫌がる時におすすめの対策法
- 逆効果になるおすすめしない方法
- 2~3歳児がお風呂を嫌がる理由
子どもがお風呂を嫌がる時の対策5選
氷
「お風呂で氷で遊ぼー!」と氷を使って誘う方法は、即答で「はいる!」となった最強の方法でした。
子どもは氷で遊ぶのが好きですよね。
お風呂で溶けていくのを楽しんだり、お湯の中で冷たい氷を触る感触が楽しいらしく、湯船に浮かべたり沈めたりして夢中で遊んでくれます。
我が家では製氷皿で凍らせたシンプルに四角い氷で十分でしたが、X(旧Twitter)をみると色々と工夫して実践しているパパママさんも!
お風呂での氷遊びで誘う方法は、コストもかからず効果抜群のおすすめの方法です!
ペットボトルやバケツ
家にある空になったペットボトルや、バケツ(小さめがオススメ)も楽しいおもちゃになります。
ペットボトルにお湯を入れてジャバジャバ流したり、お風呂の中に沈めてブクブク空気がでてくるのを楽しんで遊べます。
ペットボトルは、衛生面から2~3日使ったら換えるのがおすすめです!
バスボール
バスボールを使うのも効果抜群でした。
色々なキャラクターの商品が売っているので、好きなキャラクターのバスボールを使えばお風呂時間が楽しくなりますね!
我が家はパウパトロールのバスボールを使っていました。
問題はひとつ、値段が結構高いこと。
バスボール高い……
「今日もやりたい!」と連日言われたらちょっと困ってしまいますよね。
そんな時、試しに「シュワシュワで遊ぼう!」と炭酸入浴剤を替わりに使ってみたらシュワシュワが楽しかったようで、こちらに定着しました。
炭酸入浴剤
我が家では、バスボムは特別な時にとっておいて普段は発泡する炭酸入浴剤を使っています。
有名なのは花王のバブ!
我が家の子どもたちは、シュワシュワする感触が楽しいらしく、
「シュワシュワする!」
といって自分で入浴剤を選んで入っています。
バスボムのように中から何か出てこなくても、シュワシュワを楽しんでくれているので、いつでも使えるように大容量詰め合わせを家にストックしています!
\1個あたり36円!/
でも、「炭酸入浴剤って子どもが入ってもいいの?」
と気になる人へ、筆者も初め気になったので調べました。
花王のバブは『赤ちゃんと一緒に入浴する時に使えます』の表示のある製品は小さい子と一緒に入浴OKとなっているので、使い方に気を付ければ使用しても大丈夫そうです。
『花王 製品Q&A』「バブ」を入れたお風呂に赤ちゃんと一緒に入ってもいいの?
100均のおもちゃ
100均のおもちゃコーナーに売っているあひる・水鉄砲・コップ・じょうろなどもお風呂で遊べるのでおすすめ。
魚釣りやお絵かきできるクレヨン、壁にペタペタ貼れるシートなども売っているので、「これ遊んでくれそうかな?」と思うおもちゃを見つけたらおうちで試してみてください!
おもちゃはお風呂に濡れたまま置いておくと水アカがついたりカビが生えたりするので、水切りができるラックに入れておくのがおすすめです。
逆効果だったおすすめしないやり方
お風呂に入りたがらない子どもを何とかお風呂に入れようと、ついやってしまいがちな行動。
これは逆効果だった……というおすすめしないやり方を解説します。
怒る・急がせる
「遊ぶのお終いして!」「早くお風呂入るよ!」と怒ったり、急かしたりするのも効果ありませんでした。
早くお風呂に入ってほしいのは大人の都合。
2~3歳の子は自分が今していることをやめて、お風呂に入るという考えがありません。
むしろ、「今遊んでるのに!」となり余計にお風呂に入りたがらない結果に……。
遊んでいたら「ここまでやったらお風呂入ろうね」、テレビや動画を見ていたら「今見てるお話が終わったらお風呂入ろうね」など
子どもの気持ちが遊びからお風呂へ切り替えやすいタイミングを狙うのがおすすめです。
おもちゃ捨てるよ!などと脅す
子どもがなかなかお風呂に入りたがらないと、ついイライラしてしまいますよね。
「お風呂入らないならおもちゃ捨てるよ!」などと脅してしまうのもよくありませんでした。
2~3歳になると話していることがわかるようになるので「やだ!入る……」としぶしぶ遊ぶのをやめてお風呂に入ったりしますが
正直お互い気持ちよくないですし、その場限りの脅しではお風呂嫌いの根本的な解決にはならないと感じました。
やはり子どもが自分で「お風呂にいこう!」となるような方法を考えるのが一番だと思います。
2~3歳児がお風呂を嫌がる理由は?
2~3歳児がお風呂を嫌がる理由を、わが子を見ていた経験から考えられる理由を解説します。
まだ遊びたいから
我が子はこのタイプでした。
子どもは遊んでいる途中で次の行動に気持ちをすぐに切り替えることができません。
「まだ遊びたい」という気持ちがあると、お風呂に入りたくない!となってしまいます。
気持ちを切り替えるのが大事!
遊んでいる子をお風呂へと気持ちを切り替えるポイントは
- 遊びのキリのいいタイミングを狙う
- お風呂で遊ぼう!とお風呂=楽しく遊べる場所として誘う
我が家はこれで子どもが気持ちを切り替えられるようにして、お風呂に入れるようにしています。
お風呂が怖い
単純に、お風呂のお湯やシャワー、シャンプーなどが怖いと感じている可能性もあります。
シャワーの時に目を閉じるのが怖い、シャンプーの泡が目に入るのが怖いなどお風呂に少なからず怖さを感じていて、お風呂に入りたくない気持ちになっているのかもしれません。
目を閉じないでシャワーを流せるように工夫したり、目にしみないベビーソープを使うなどお風呂に感じている怖さを取り除く工夫をしてみてください。
熱い・寒いなど不快感がある
お湯の温度が熱かったり、真冬に服を脱いで寒い思いをしたくないという気持ちがある可能性があります。
お風呂のお湯の温度は38℃~40℃が適温とされていて、冬場は大人には少しぬるく感じるかもしれません。
子どもの皮膚は大人より薄く、熱いお湯につかるとすぐにのぼせたり、肌の乾燥にもつながるので注意が必要です。
また、冬に脱衣室が寒いときは暖房器具を置いたり、浴室暖房がある場合は事前に脱衣室まで暖めて温度差をできるだけ少なくなるようにしましょう。
まとめ
2~3歳のイヤイヤ期の子どもが「突然お風呂に入るのを嫌がるようになった」時の対策は
お風呂で楽しめるアイテムで誘う方法
を試してみるのがおすすめです!
イヤイヤ期のお風呂嫌いは、いつまで続くかわからない長期戦。
大事なのは、コストをかけないで楽しめる方法で実践すること!
毎日あれこれ試すためにも、家にあるものやお金をできるだけかけない方法で実践するのがおすすめです。
また、子どもは遊んでいる途中で次の行動に気持ちをすぐに切り替えることができないため
「まだ遊びたい」という気持ちがあると、お風呂に入りたくない!となってしまいます。
お風呂に入らせようと怒る・急がせる・脅すのは逆効果になりかねません。
- 遊びのキリのいいタイミングを狙う
- お風呂で遊ぼう!とお風呂=楽しく遊べる場所として誘う
なるべく子どもの気持ちが切り替えられるタイミングを見計らって、お風呂に誘ってみてくださいね!